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これは実際に島路山の森の中で撮影したもの。実際に神宮を囲む深遠な森に足を踏み入れてみると、ソフトフォーカスがかかっているように見えるが、実は森に立ちこめる霧が原因だ。森から発せられる水蒸気がこの風景を作っている。まるで森の水の循環システムの世界の中に自分が取りこまれているかのような感覚に陥る。 森の表情はとても豊かで、太古の人々が植物や石に対しても畏敬の念を持ち、神の存在を感じ、自然信仰に発展していったことを肌で感じることができる。