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先ほどの早朝の森の中の御正殿の屋根に光が当たった風景と同じ場所から、夕刻に出会った風景だ。琥珀色の光に照らされて、千木が黄金色に輝きを放っている。ちょうどその左下から白い鳥が舞いあがってきた。夕陽に照らされた鳥は、まるで金色の光を放ちながら飛んでいるかのように見えた。千木のきらめきともあいまって神秘的な雰囲気を感じていただけると思う。神宮がいかに豊かで深い森に抱かれ守られているか、改めて感じさせてくれる。