伊勢の官民が共に手を携え、未来の御遷宮へと襷を繋げる新たな組織として平成27年4月に発足しました。
【お木曳行事豆知識 『役木曳(やくぎびき)』その2】
2年間にわたるお木曳行事に先駆けて行われるのが「御木曳初式(おきひきぞめしき)」で、通称「役木曳」と呼ばれています。
<質問>どこへ運びますか?
<答え>川曳では五十鈴川を遡って御手洗場から神域へ、陸曳では宮川から北御門を入って神域へ
御正殿の御用材はそれぞれの五丈殿まで、別宮では御敷地(古殿地)まで運びます
荒祭宮や多賀宮は御用材に横木をわたして担いで運びます
<質問>決まり事はありますか?
<答え>そりや車から御用材を下ろすときの指示は目で合図を送ったりと、神域内では声を出すことが禁じられているので、息の合ったチームワークが必要です
役木曳の前年には、御樋代木奉曳式といって木曽・裏木曽の御杣山で伐採された「御樋代木(ご神体を納める器の用材)」を両宮域内に曳き入れる儀式があったり、役木曳を終え、第1次・第2次のお木曳本番のことを「本曳」と呼んだりします
第63回神宮式年遷宮における御木曳初式は、令和8年4月上旬に予定されております
*社会情勢等により変更となる場合があります
※写真は、第62回神宮式年遷宮の際の御木曳初式の写真です。
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【お木曳行事豆知識 『役木曳(やくぎびき)』その1】
2年間にわたるお木曳行事に先駆けて行われるのが「御木曳初式(おきひきぞめしき)」で、通称「役木曳」と呼ばれています
<質問>役木って何のことですか?
<答え>御用材の中でも特に重要な木で、御正殿の垂木や別宮の棟持柱など、お役目がはっきりしている木のことです
<質問>役木は何本曳きますか?
<答え>川曳では内宮御正殿が3本と荒祭宮や風日祈宮、月読宮に倭姫宮などの別宮に1本ずつで計10本、陸曳では外宮御正殿に3本と多賀宮、土宮、風宮、月夜見宮の別宮に1本ずつで計7本運びます
遙宮の瀧原宮や伊雑宮でも行われています
第63回神宮式年遷宮における御木曳初式は、令和8年4月上旬に予定されております
*社会情勢等により変更となる場合があります
※写真は、第62回神宮式年遷宮の際のお木曳行事の写真です
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【「令和のお木曳第3号」の内容をご紹介③】
既に伊勢市内の新聞折込ならびに、市内協力店舗様にて順次配布させていただいております。(※店舗様の状況により配布が終了している場合がございます。予めご了承ください。)
伊勢御遷宮委員会ホームページにおきましても、「令和のお木曳」の紙面データを掲載しています。
https://isesengu.jp/prpaper.html
今回は3ページ目を、第62回神宮式年遷宮の際に、平成17年6月に行われました『御樋代木奉搬』の写真とともにご紹介いたします。
長野県上松町・岐阜県中津川市の御杣山から伐り出された、御神体をお納めする器である「御樋代木」は、長野、岐阜、愛知、三重の各地の沿道で盛大に歓迎を受けながら伊勢へ運ばれます。
今回のお木曳にむけてがんばる子どもたちは、「船江神習組」と「今一色奉曳団」です。
船江神習組は、声出し練習から始め、囃子をみんなで唄い段々と喉を慣らすことで、力強く息の長い声が響きわたります。塾や習い事で忙しい中でも、木遣りの希望者は途絶えることなく、楽しく練習を行い、各地の催しで披露しています。
今一色奉曳団は、令和5年11月の奉曳団立ち上げとともに子どもたちの「小木遣り」始め、小学1年生から4年生までの4人が参加しています。今一色の独特な節回しを、大きな声で元気いっぱいに唄いながらも、一言一言を忠実に集中しながら唄っています。
職場訪問では、毎年初穂曳の陸曳・川曳の両方に参加しているIXホールディングスの浜田さんにインタビューを行いました。「ご遷宮でまちも生まれ変わります。お木曳などの伝統行事を次へとつないでいくのは伊勢の企業の使命です」とお話しくださりました。伊勢のお祭りにも積極的に参加、貢献してくださるなかで初穂曳やお白石持行事にも社を挙げて取り組んでいます。
(※伊勢御遷宮委員会発行「令和のお木曳」第3号から一部内容を再編しています。)
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【お木曳行事豆知識 『どんでん場』】
宮川にある「どんでん広場」。これはお木曳の「どんでん場」から名付いたようです。
宮川からソリで引き揚げた御用材が、堤防を越えるためにつくられるスロープがどんでん場です。
その坂を勢いよく上がって、お木の水を切るためのシーソーのごとく激しく揺らします。
これも、20年に一度のお木曳ならではの景色なのです。
※写真は、第62回神宮式年遷宮の際のお木曳行事の写真です。
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【「令和のお木曳第3号」の内容をご紹介②】
既に伊勢市内の新聞折込ならびに、市内協力店舗様にて順次配布させていただいております。(※店舗様の状況により配布が終了している場合がございます。予めご了承ください。)
伊勢御遷宮委員会ホームページにおきましても、「令和のお木曳」の紙面データを掲載しています。
https://isesengu.jp/prpaper.html
今回は2ページ目を長野県上松町、岐阜県中津川市の写真とともにご紹介いたします。
来年の令和7年に予定されております御樋代木について、長野県上松町の三ツ伐り保存会・伊勢神宮裏木曽奉賛会と岐阜県中津川市裏木曽三ツ伐り保存会にインタビューを行いました。
神宮式年遷宮で、御神体をお納めする「御樋代」となる御神木を伐り出すお祭りが御杣始祭です。前回は平成17年6月3日に長野県上松町で斎行されました。杣頭の橋本さんは、「斧で木を伐るには風の向きや枝の入り具合、木がどちらに寝たがっているかを見極めないといけません。自然との対話が大切です。」と語ってくださいました。また御樋代木奉搬を上松から伊勢まで追いかけた池田さんは、沿道で御神木に手を合わせて見守る人々にも感銘を受けたそうです。
そして上松町の2日後、平成17年6月5日に、岐阜県中津川市では裏木曽御用材伐採式が行われ、内宮、外宮の二本の御樋代木が伐り出されました。
杣頭の鈴木さんは、「斧で伐るのは普段できない特別なこと。木によって成長は違うし、同じようにはいきません。その加減を体が覚えるよう、経験こそが大事。木曽の方や伊勢神宮の営林部とも合同で練習しています」と語ってくださいました。さまざまな関係者と協力し、斧による伐倒の機会を設け、森林文化や伝統技法を継承することで、伊勢への思いを深めています。(伊勢御遷宮委員会「令和のお木曳第3号」より引用)
他にもお木曳にむけてがんばる子どもたちのレポートは、船江神習組と今一色奉曳団に取材を行い、お木曳行事や初穂曳に参加する会社にインタビューを行う職場訪問では、IXホールディングスの浜田さんに初穂曳やお木曳行事についてインタビューを行いました。そして、前回の第62回御遷宮時陸曳参加の奉曳団のはっぴがずらりと並ぶ誌上はっぴ図鑑など、盛りだくさんな内容となっておりますのでぜひご覧ください。
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【令和6年最後の月(令和6年12月)が始まりました】
今年の月のカレンダーも最後となりました。
写真は、令和6年12月1日の内宮(宇治橋付近)の早朝の様子です。
11月下旬~1月下旬午前7時半頃は、冬至を中心として前後1か月、内宮宇治橋の大鳥居から昇る美しい日の出を望むことができます(神宮司庁ホームページから引用)
譲り合ってこの素晴らしい光景を皆様でご覧いただければと思います
また、内宮領では、民俗行事「お木曳行事」「お白石持行事」「初穂曳」が、五十鈴川にて川曳が行われます。五十鈴川も季節により様々な姿を見ることができ、楽しませてくれます
これからは寒い日が続くと思われますため、健康管理には、気をつけていただくとともに、日々の移ろいを感じながら、一日一日を過ごしてみてはいかがでしょうか
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【令和6年11月(霜月)が始まりました】
暦をめくると、新しく始まる気がします
写真は、令和6年11月1日の内宮(宇治橋付近)の早朝(午前6時30分ごろ)の様子です
この日の「お木曳行事」「お白石持行事」「初穂曳」の「川曳」を行う五十鈴川の周辺は、少しひんやりとした空気で透き通っていました
そして、五十鈴川も清々しい流れで心を癒してくれます
引き続き、一日で気温差が大きい日が続くと思われますため、健康管理には、気をつけていただくとともに、日々の移ろいを感じながら、一日一日を過ごしてみてはいかがでしょうか
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