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神話の心へ

感謝を捧げるお参りを、あなたも。

稲は「命の根」とも言われるように、日本人はお米を命の糧として暮らして来ました。年間千五百にも及ぶ神宮のお祭りは、この日本の原点である米作りを軸に営まれています。神田(しんでん)でお田植えをし、風と雨の恵みを願い、五穀豊穣を祈る…。そして、実りの秋には、一年で最も重要なお祭り「神嘗祭(かんなめさい)」が行われます。神嘗祭は、収穫したばかりの新穀を天照大御神(あまてらすおおみかみ)にお供えし、豊かな自然の恵みに感謝を捧げるお祭りです。そこに込められているのは、人々の幸せと国の平安を願う祈りの心。お米の国の民ならば、一年に一度は神宮にお参りし、感謝を捧げませんか。


「川原大祓で祓い清められる辛櫃(からひつ)」辛櫃は、神饌(しんせん)など祭に必要な品々を入れて運ぶ檜の板でできた箱。内宮では二十三合、外宮では十九合を居(す)える。


「川原大祓(かわらおおはらい)」遷御(せんぎょ)前日、仮御樋代(かりみひしろ)、仮御船代(かりみふなしろ)、御装束神宝をはじめ、これに奉仕する祭主以下の神職全てを祓い清める儀式。

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