永遠に変わることない、麗しい光。
まばゆい太陽が姿を現し、世界が光と温もりで満たされる時、私たちは言いようのない神々しさと、新しい一日への希望を感じます。太陽の光はあらゆる生命の源。その太陽にたとえられる天照大御神(あまてらすおおみかみ)が、約二千年前、神宮に鎮座されました。神々の世界に麗しい光を持って調和をもたらす天照大御神は、日本人の総氏神のような存在です。そして、外宮(げぐう)に鎮座されているのは、天照大御神の「御饌都神(みけつかみ)」であり日本の衣食住の守り神である豊受大御神(とようけのおおみかみ)。この二大神を中心に、その父神、母神、弟神など、たくさんの神々が神宮の広大な神域に祀られています。